コンコーネ50番を使う理由と、メリット・デメリット

どうも!タラッタです。

前回の記事「なぜ声楽では、コンコーネ50番やイタリア歌曲から入るのさ?」に続き、
今回から深く見ていくことにしましょう。

まずはコンコーネ50番のお話です。

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さて、声楽のレッスンでは、なぜこの楽譜を用いるのでしょうか?

前回の記事の中では、
音楽的な抑揚、表現、発声など、あらゆる面を強化するために使います。
と述べました。

でもですね、なぜこのコンコーネだけに焦点が集まるのか、私は不思議なわけです。

練習用の曲だからというのは分かるんですが・・・、
だって、世の中には素晴らしい曲がたくさんあるんですよ。歌詞のある無いにかかわらず。
なのに、声楽のレッスンではこの楽譜を使わないことはまずないです。

そういう風習なのでしょうか?

でも私の大学時代の師は、「私はコンコーネはあまり使わない方向で行く」と仰っていました。
その理由は「歌詞がないから」とのことでした。

なるほど!とは思いましたが、それで私の疑問が解決したわけではありません。やはり、コンコーネが頻繁に使われる理由が知りたいのです。
(と言いながら、実はあまり気にしてなかったりもしますが 笑)

改めて考えてみますと、理由も分からずにひたすら練習しても、
それはあまり良くないと思うのです。

まあ、音楽の場合、
私みたいに考えすぎるタイプはなかなか上達しないわけですが(笑)、
それでもやはり、理由が分からずしては腑に落ちませんよね。

ズバリ私は、中学や高校のときの数学でも、
公式の表す意味が分からないと絶対にその公式を使いたくないタイプでした!

でも、数学は考えて考えて、仕組みが分かったらあとはひたすら解きまくるだけで成績に繋がったので、
得意、かつ大好きな教科でした。

逆に、国語の現代文(特に小説)は苦手でしたね。
成績が悪いとかそういうことではなくて、生理的に苦手、という意味です。

だって、人間の心情って難しいじゃないですか。
人間の感じることには、理由が無かったり、はたまた複雑だったりしますよね。
だから何かとっつきづらいんですよね。

まあ、これは皆同じでしょうか?じゃなきゃ男と女で喧嘩なんてしませんし 笑

・・・おっと、話が逸れてきたので戻しましょう!

そう、コンコーネを使うハッキリした理由を、いまだかつて聞いたことがないんですね。
かといって、くどいくらい人に聞きまくる気力も無かったので、
何も分からず現在に至っていますが・・・。

でもですね、コンコーネって素敵な曲が多いんですよ。

全部の曲が、しっかりとした音楽性を持っていて、
オペラアリアのように、様々な感情の動きがあるんです。

だから、歌っていて楽しいわけです。歌詞は無いけど。

いや、歌詞がないからこそ、ストーリー性やメッセージ性にとらわれることなく、
自由気ままに(でも楽譜上のお約束事は守って)歌えるわけです。

そこが最大のメリットだと思います。

自分で歌っていて、たまに涙声になったりもするんです。
綺麗な旋律とかに出くわしたとき、イイ意味で鳥肌が立ったり、
悲しくなったり、嬉しくなったりするわけです。

もし歌詞があったら、歌詞の内容に束縛されるので、
必ずしも音楽性から感じたとおりではいかなくなるんですよね。

歌詞がないのは、楽器のソロと同じで抽象的なわけです。

そこで思ったのです。抽象的、つまり具体性がないということは、
私が生理的に苦手なことではないか!と。(先に書いたように)

何だか矛盾しているような気がするのですが、
ここで改めて、「ああ、やっぱり自分も正真正銘の人間なんだな」って思い、
何か引っかかっていたものが吹っ切れるんですね 笑

つまるところ、音楽に救われた・・・とでも言いましょうか。

ん? 何だか訳の分からないこと言ってますかね?私・・・。

まあ今に始まったことじゃないんで!ハイハイ次次~!

で、コンコーネのデメリットなんですが、
やはり、歌詞がないというところでしょうかね。

歌詞がないから、何か母音や子音を決めてやらないとめちゃくちゃになります
いくら自由に歌えるからと言って、テキトーに
ア^%(|*}}%$&%~}%(~♪ ?と歌っていては、練習になりません。

声の響きを作るために、そして音楽性を付けるために、
師の指導に従いながら適切な母音や子音をあてて歌っていきます。
自分で考えながら付けてもいいのですが、初心のうちは師に従ったほうがイイでしょうね。

そして、デメリットはまだあります。

バカみたいなことですが、なかなか1冊終わらない。。。笑

私が高校時代にやっていたとき、たしか50曲全部歌い終えれませんでした。
私がどんくさく下手っぴだったということもありますが、
順調に進んだとしても、なかなかの忍耐力が必要です。

しかも、50番の楽譜の次には、
「コンコーネ25番」と名づけられている楽譜、
その次には「コンコーネ15番」が待ち構えている場合が多いらしいです。

(私にとっては雲の上の存在だったため、らしいなのです 笑)

もう気が遠くなりますよね。

50番の中には素敵な曲がたくさんありましたが、
やっぱり加湿器・・・じゃなくて歌詞付きの曲を歌いたいというのが、
人間の性(さが)だと思うのです。

私の場合は、声楽レッスンも慣れてきたころから、
コンコーネと並行して歌詞のある歌曲を歌わせていただくことができましたが、
「1年間ずっとコンコーネとか発声とかやってた」という人もいたので、
よく耐えたなあと感心しました。

私は、加湿器・・・・(あ~!!いい加減変換記憶せな!パソコンさんよ!)
歌詞付きの曲は日本歌曲を最初にやりました。

でも、たいていの人はイタリア歌曲からやるようです。

日本人だから、日本の歌から知るべきじゃないの?
と思いませんか?

その頃、私は日本歌曲の知識が全然なく、当時の師から、
「日本歌曲は知らなきゃダメだよ」と教えていただき、
それを今でも教訓としています。

では、次回は、
なぜイタリア歌曲を初心で学ぶことが多いのか。また、メリットやデメリットは何か、
ということを考えていきましょう!

今日は長くなってしまいました。
お疲れかと思いますので、目を休ませてあげてくださいね♪

では、また。。。

次回はこちら
⇒「イタリア歌曲集が声楽の定番だが、なぜなのか?

 
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