音楽大学院の入試対策って、何をすれば良いのか?

どうも、タラッタです!

そういえば・・・と思って、今日の記事を書き起こすことにしました。
音楽系の大学院の入試対策って、一体何をすれば良いのか?ということです。
(あ、大学院っていっても、ここで修士課程や博士前期課程を指します。)

私が音大大学院を受験しようとしていたとき、
「どのように対策をしたら良いのだろう?」
と毎日毎日考えていました。

実技に関しては、まあ入試要項に書いてあることに従って、
師匠と共に対策を練って練習あるのみ!って感じでしたが、
問題だったのは、音楽史や語学の試験対策をどうしたら良いかということでした。

では、順番に見ていきましょう。

実技試験対策は、とにかく早いうちから

音大の学部の受験対策と同様で、
実技はとにかく早いうちから対策を始めなければなりません。

できれば、大学1年次の頃から対策を始めるのが理想ですが、
まあ色々あると思うので、遅くても3年次になったくらいから始めないといけません。
私は4年次になってから慌ててやっていたので、「もっと早くからやっておけば良かった」と後悔しました。

だいたい、音楽大学院の入試日程って秋前後が多いと思います。
仮に4年次の9月に試験があるとすれば、4年次になってから対策を始めていては遅すぎですよね。

自由曲や課題曲を練習して、それから温めて体に染みつかせていく期間を考えると、一年は見ておくべきかと思います。もちろん、個人差もあるので答えはありませんが。

あと、自分が受験する年度でなくても、
できれば前年度や前々年度などの入試要項も取り寄せて、自由曲や課題曲の傾向を確認したり、
大学院にいる先生たちの研究分野や好みなども調査して、歌を作っていけば良いと思います。

まあ、あとは実技の先生と相談しながら・・・ですね。

音楽史がとにかくネック!

私が中心に書きたかった項目はこれです。音楽史!
これは、特に問題集も無ければ何が出題されるか分からないくらい範囲が広かったりするので、非常にネックな科目です。

大学院によっては、なんと課されないところもあります(!)が、
大学院生になりたくば、(浅く広くで良いので)音楽史の知識は必要不可欠ですね。

さて、私がやった対策方法をお伝えします。

この方法を実施した結果、私は音楽史の試験だけは自信が持てましたし、高得点を得ることができました♪(点数開示請求できたので分かったのです。)まあ、あくまでも私に合った方法なので、参考程度にとどめておいていただけたらと思います。

音楽史の試験対策は大学3年次から行なっていました。

まず最初にやっていたのは、
図書館にあった西洋音楽史の分厚い本を読みながら、
ひたすらノートに要点をまとめる・・・という地味な作業。これを半年ほど続けました。

その本の名前はグラウトってな感じの古~い本でしたが、
どうやら新しいバージョンのほうがメジャーなようです(^^;)
私はその新バージョンを知らず、ボロボロの古い版を使ってひたすらまとめていました。

新バージョンはこちらから購入できます
⇒ グラウト/パリスカ 新 西洋音楽史〈上〉(Amazon)

毎日のように大学に夜まで残ってやっていたのですが、
閑散とした図書館でむなしく作業していたのは、非常に苦痛でした。
「ほかの人はどうやってるのかな?」という迷いがたくさんありましたね。

本の中にはたくさん作曲家名や曲名が出てきましたが、
重要どころは全て音源を聴いて
その様式や特徴を聴覚的にインプットしようとしました。

でも、グラウトを使った勉強法は非常に非効率で、
ノートにまとめてもまとめても全然頭の中に入ってきませんでした。

時間をかけてやったのにもかかわらず、あまり覚えていないのだから意味がない!・・・そう思った私は、グラウトの時間を削減し、薄っぺらい音楽史の本をテキトーに読み漁ったり、大学の授業内で使った本やプリントを読み返したりしながらまとめたりもしました。

また、志望大学院の過去問を取り寄せて、問題の傾向や特徴を掴みつつ、まとめる作業を続けていきました。

そして、まとめたノートや志望大学院の問題傾向を基にして、
自分で問題をひたすら作り、それをとにかく繰り返し解きまくって完璧を目指しました。

自分で作るのは時間がかかりましたが、作ってからが非常に楽でした。
だって、音大大学院用の問題集が誕生したわけですから!!

・・・で、ここでお見せしようと思いましたが、残念ながらデータが吹っ飛んでしまいましたし、実際にプリントアウトしてから解いたやつも、どこかに行ってしまいましたm(__)m見つけたらまたご紹介します。ほんと、管理が下手な私です(汗)

あと、なかなか役に立ったのは、
西洋の音楽の歴史』(東京書籍)という単行本。重要そうな部分に線を引きながら、ひたすら読み込みました。これは、かなり分かりやすく、そして威圧感なくまとめられているのでオススメです♪音読したりもしましたし、先生になったつもりで自宅で架空授業をやったりもしました 笑

こちらから購入できます。
⇒ 西洋音楽の歴史(Amazon)

出題傾向というのは大学院によって違いますが、
ざっくり言えば広く浅く覚えておくことが重要だと思います。
でも、たまにマニアックな問題が出たりもします。だから、総合的に重要箇所を覚えた上で、細かいところを頭の片隅に入れるようにしておくと良いでしょう。

時代時代の音楽様式・特徴、そして比較、
主要作曲家の作品や世に及ぼした影響や効果、
ある時代の代表曲に見られる時代的特徴・背景などを抑えておくことが肝心です。

古きは古代ギリシャ、新しきは現代音楽まで出題されうるでしょう。
変に山を掛けたりせず、万遍なくインプットしていくことが望まれます。

もし専攻毎の音楽史試験がある場合(例えば、声楽なら声楽史とか)、
その専攻については割と深いところまで知っておくほうが無難です。

声楽でいえば、「バロック時代におけるカストラートの立場や世に与えた影響を論じよ」とか「ヴェルディとワーグナーについて、代表的なオペラ作品を取り上げて比較せよ」といったようなレベルまで追求されるかもしれません。それも何が出るかなんて、分かりません。

試験当日まで諦めず、ひとつでも多く覚えていきましょう!

本番は、とにかく何でも良いから解答欄に書いておくことです。
空欄の白さに圧倒されないで、作文を書くつもりでひたすら書いてみてくださいね(*^^*)

語学は、過去問や検定用の本を使ったりしよう

さて、語学ですが、
大学院や専攻によっても異なりますが、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、古典・・・などからひとつかふたつくらい選ぶことになるかと思います。

まあ、実技専攻者の場合は、たぶんひとつで良いでしょう。
私が受けたところは、たしか4か国か5か国ぐらいの言語からひとつ選ぶことになっていました。

私はドイツ語を選択しました。英語はライバルが多いからという理由で選びませんでしたし、イタリア語やフランス語はさほど好きじゃなかったので、ドイツ語にしました。

とは言っても、語学力なんてたかが知れていたので、必死こいて勉強しました。
本屋でドイツ語検定の3級~2級レベルの対策用問題集を買ってきて、そこに書いてある長文をひたすら訳すという作業をしました。

大学院や言語にもよりますが、
私の志望大学院の傾向としてはドイツ語→日本語の翻訳だけが試験だったので、ただただ訳して訳して訳す練習をしました。もちろん、過去問も取り寄せて利用しました。

試験当日は辞書持ち込み可とのことでしたが、少しでも早く翻訳できるように単語帳やカードも自作し、電車の中とかで必死こいて覚えましたね。
中学や高校のときの英語の勉強を思い出しましたよ。
分かりづらい文法も、一個一個ゆっくりと分析したり、文法書や辞書で確認したりしました。

ちなみに、語学試験は何となく勘やセンスで解くのも大事かも?と思ったりもします(^^;)

まとめ

今回は、音楽系の大学院の入試対策について、ざーーっと説明いたしましたが、
ハッキリ言って、以上のことばかりが良いとは言い切れません。あくまで私がやってきた方法なので、もしかするとあなた向けのやり方っていうのがほかにあるのかもしれません。

一番いけないのは、何もせずに悩み続けることです。
悩むくらいなら、本を1冊買ってきて読んだり解いたりしましょう。

そして実は、私は大学院を一浪しています。
その原因は、やはり実技試験の結果にありました。音楽史と語学は完全に合格圏内でしたが、歌の試験で力が及ばなかったのです。

だから、机上の勉強・対策も大事ではありますが、
何より、実技に一番力を入れることを忘れないようにしましょう!変に学科試験で点数を稼ごうと力むと、きっと失敗します。それが通用するのは、元々実技に苦労しない“天才”だけかもしれませんね。

 
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