低い声の出し方って?練習方法&悲報をお伝えしましょう

どうも!タラッタです。

高い声の出し方っていうのは本当ありとあらゆる情報がありますが、低い声の出し方って、それに比べたら全然少ないですよね。高い声が出せるようになりたいと思う人は多く、低い声が出せるようになりたいと思う人が少ないというのも、ひとつ原因にあるかもしれません。

でも、それだけではないと思うのです。低い声というのは、実は、出せる人は出せるし出せない人は出せない というのも原因にあるのではないか?ということです。

どういうことかというと、高い声は、理論上どんなに声の低い人でも出せます。裏声を駆使して訓練すれば、芯のある高音を出せるようになります。しかし、低い声の場合は、神に選ばれし人しか、出せないのです。

まあとにかく、低い声を出したい!という人にとっての悲報は後程お伝えすることにし、まずは練習方法から見ていきましょう!

実際に低い声を出してみよう!

ここでは、私タラッタと、歌が大好きな うた子さんとの会話形式で進めてまいりますね。

タラッタ
うた子さん、どうかしましたか?
うた子
あ、あの、低い声を出せるようになれたらいいなと思って。
そうですか。ではまず、物理のお話をしようかな。
え、物理ですか?ちょっと苦手です。
大丈夫。簡単だから。それに、まずはここを知っておかないと、路頭に迷うことにもなりかねないのでね。
はい・・・。
よし!えー、小学校や中学校の理科で、弦を使って音の高さを確かめる実験しなかった?まあ、ゴムかなんかでもいいけど。
あ、やりました!指でピンピンと弾いて、みんなで盛り上がっていたところ、先生に静かにしろ!と注意されて、あまりに怖くて泣いちゃいました。
それは災難だったネ…。じゃあ、高い音が出たときの弦の状態と低い音が出たときの弦の状態って、どう違っていたか覚えてる?
うーん、たしか、短い弦のほうが高い音が出て、長いほど低くなったと思います。
OK!そうだね。でもそれだけじゃなくて、弦を細くしたり緊張を強めたりすることでも高くならなかった?逆に、太くしたり緊張を緩めたりすることで低くなったよね。覚えてる?
い、いえ、あとは怒られて泣いた記憶しか…。すみません。
いや…。でね、人間の声も同じ。声は声帯から出るけど、その声帯が大きいほど低い声、小さいほど高い声になります。
じゃあ、男の人のほうが声帯は大きいんですね!
そう!また、声の高さを左右するのは、声帯の厚さとか太さも関係してる。それから声帯のすごいところは、声を作っている門(声門)のところを、一部分しか使わないってこともできるんだよ。
な、なんだか難しいですね。
声帯をゴムだとすると、そのまんまの長さで使ったり、短くして使ったりすることもできるんだ。そして、薄くしたりすることもできる。そうやって短くしたり薄くしたりすることで、声を高くしていくんだよ。ま、これはあくまでイメージだから鵜呑みにしないでね。
すごいですね声帯!ということは、低い声の場合は逆をすればいいんですね?
そうなんだ。理論上はね。
理論上??
うん…。今、私はこうやって喋ってるけど、これ以上低くするのは難しい。理論的には、ここからもっと声帯を大きくしていけば低い声になるんだけど、無理なんだ。
へ~、タラッタさんにも苦手なことがあるんですね!
(いや、そういうことじゃなくて^^;)これは単に元々の器(声帯の大きさ)のせいなんだ。これ以上、大きくならないし厚くもならない。よってこれ以上低くできないと。でも高い声だと、声帯を一部分だけ使ったり薄く使うことで可能だと。
そういうことだったんですか!ごめんなさい。苦手とか言って。
(笑)でも、声帯を緩めることはある程度できる。
つまり、声を低くできるってことですか?
そのとおり。って言っても、高い声を出すのに比べたらかなり制限はあるけどね。声帯を普段使っているよりも緩めていくと、低い声になるはず。…やってみようか?
はい、お願いします。
あーーーーぁぁぁぁぁぁぁ…
低くなっていきましたね!でも、最後のほう、音量が小さくないですか?
いいところに気が付いたね!そうなんです。緩めていくだけでは、たしかに声は低くなっても声量までもが小さくなってしまう。だがこれは、もう、運命なんだ。
じゃあ、低い声を出すのは諦めたほうがいいんです・・・ね?
って逃げるのは簡単だよ。今、現に低くなったという事実は見逃してはいけないと思うよ。
低くなっても、声が小さくなってしまったら使い物にならないじゃないですか。
たしかにそれは言えるね。でも、声を使った仕事をしている人たちは諦めないよ。小さな声でも、それをいかに響かせるか?遠くまで届くようにするか?といったところに、血眼になって工夫しようとしているんだ。
すごい!プロですね!私には無理だな…。
いや大丈夫。確かに極めるとなれば難しいけど、ちょっとした意識で低い声は出せたりするよ。
本当ですか?でも少しでも出せるなら、やってみます。
まず、そこにある背もたれ付きのイスに、だら~んともたれてみて。そして目をつぶってリラックスしましょう。
なぜですか?
騙されたと思って、言われたとおりにやってみて。
はいすみません。・・・こうですか?
そうだね。で、もっとリラックスリラックス~。ダラ~ンとしてね、ダラ~ンと。
・・・・・・・
そうそうイイ感じ~。で、体がドロ~ンと地面に溶けていくのをイメージしてみてください。分かりやすい例でいうと、風呂に浸かったときに疲れが溶け出していく感じだね。もう、あなたは砂漠のチョコレートです。
あぁぁ、なんか、気持ちいぃ…。
で、体をうんと緩ませつつ「あ~~」って言ってみて。そのとき、どんどん溶けていくつもりで。ほら。
あ~あぁぁぁぁぁぁぁ・・・。
ほれ、普段のうた子さんの声とは全然違う。こんな低い声聞いたの、私初めてだ。
そうかもしれませ~ん。私、普段いかに緊張して喋っているかが分かりますぅ、あぁぁぁぁぁ・・・。
そう。うた子さんに限らず、皆さん緊張してると思う。体が緊張すれば声帯まで緊張し、普段本当の持ち声よりも高くなっているとも考えられるんだよ。だから、こうやって体もノドも緩めることで、日頃よりも低い声が出せる可能性は十分にある!ってわけです。
気持ち~よ~あ~ぁぁぁぁ・・・。毎日、これ、やろうかなぁ。
そうだね。リラックスタイムを設けることは、声を育てるためにも大きなメリットとなるね。でも、声を磨くのは甘くないよ。きちんとレッスンに通ったりして学ぶっていうことも、視野に入れておかないとね。
じゃ、タラッタ先生!よろしくお願いいたします!!(*^^*)
げ(汗)

会話のまとめ

会話の内容をまとめておきましょう。

悲報とは

高い声を出すスキルは、訓練次第で比較的よく伸びます。それは、声帯を薄く使うというのと、部分使用するということを究めるということです。例えば男性でも、裏声を駆使して訓練をすることで、芯のある高い声が出せるようになります。むろん、限界はありますが。

一方、低い声の場合は、はるかに限界が大きいです。というのも、日頃話している声というのは、元々持っている声帯の形質がほぼそのまま反映された声だからです。それ以上拡大させることはできません。これがいわば、低い声を出したいと思っている方にとっての悲報です。

でも、普段、多くの人は若干緊張して喋っていると思います。それに、たとえ無駄な緊張をせずに喋っていても、そのときの声帯の状態よりも若干緩めることができます。もちろん個人差はありますが、低い声を出すのは完全に無理ということはありません。

練習のカギ

会話にもあったリラクゼーションをはじめ、いかに体を緩めるか?ノドの無駄な緊張を落とすか?というところがカギとなってくるでしょう。自己判断でもある程度できますが、きちんと指導を受ければ、誤った道に進む可能性も下がります。

低くしよう低くしようと頑張るほど、低い声は出ません。風呂に入っているときとか、トイレでスッキリしたときとかに、思わず低い声が出ることがあります。そのとき、「あ!これだ!」と思ったら、そのときの体やノドの状態を確認してみましょう。

どのくらいまで下げられるのか?

では、声はいったいどのくらいまで下げられるのでしょうか?もちろん個人差があるので確かな答えはありません。

私の場合は、普段、ピアノの真ん中のドの1オクターヴ下のド(C3)前後の音域で喋っています。まあ、至って普通な男性の声です。無駄な緊張をなくした声で、だいたいラ(先述のC3のすぐ下のラのこと)くらいです。

でも、今のところの最低音は、先述のC3の1オクターヴ下のド(C2)です。だいたいレ(D2)かミ(E2)止まりですが、奇跡的にC2が出たことがあります。

なお、女性の場合は、男性に比べて、普段の声よりも低い声が出しやすいのかな?という気がします。これはあくまで私が勝手に抱いているイメージです。

とある女性の声楽家は、上はC6くらい(その上も多分出せそう)まで出るのに、下はC3は余裕。B2やA2くらいまで出せたりします。声域が4オクターヴ近いですね。その方はメゾソプラノですが、以前にテノールとして合唱に立ったこともあるそうです。

まあ、そこまでくれば、常人を遥かに超えていますけどね(^^;)

ただ、「声域」に関して言えば、女性よりも男性(特に元々声の低い人)のほうが高い声を育てられる分、幅が広くなる傾向にありますね。ソプラノの声を出せる男性はいますが、バスの声を出せる女性はいません。

最後に

長くなりましたが、以上が、低い声を出すための練習方法や悲報です。

何はともあれ、理科の実験のごとく、色々試してみることが大切でしょう。「無理だ」と言って飽きらめていては、いつまで経っても低い声は夢のまた夢。色々試していれば、誰も知らない新しい方法が見つかるかもしれません。

世紀の大発見になるかもしれませんよ!

・・・まあ、それはちょっと大げさな話ですが、希望は大きく持ちましょう。ただ、低い声ばかり探っていても上手くいかないと思うので、たまには高い声を伸ばしたり、違う質の声を出したりしてみるのも良いでしょう。すると何かひらめくことがあるかもしれませんので。

そして、できることならボイストレーニングに通われてください。きっと、ひとりでやるには限界があります。先ほども書いたように、きちんと指導を受ければ、誤った道に進む可能性も下がります。

下記のような教室もあるようなので、ボーカルやボイストレーニングの体験レッスンに通うなどして、声の悩みや出し方について相談されてはいかがでしょうか。

⇒ マンツーマンのボーカルスクール

また、ボーカルではなく声楽という方法もとれるでしょう。私のこのブログでは、名古屋の声楽教室についての紹介記事があるので、愛知県、岐阜県あたりの方は、是非参考になさってみてください。

⇒ 名古屋で声楽を学べるレッスン教室(初心者、趣味向け)

今回は以上です。にんにん!!

 
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