「音大卒」は武器になる を読んで 【レビュー】

どうも、タラッタです。

1月の後半に注文した『「音大卒」は武器になる』が、
ついに10日に届きました!
一応一通り読みましたので、ここにレビューしたいと思います。

少々ネタバレになるかもしれないので、ご注意願います。

 ※ 注文した動機などは、
   別記事「「音大卒」は武器になる を注文!」をご覧ください。


「音大卒」は武器になる
(著:大内孝夫、協力:武蔵野音楽大学)

さて、この本を一通り読んだ印象を一言で言えば、
読みやすく そして分かりやすく、端的にまとめられていた
となるかなと思います。

文字の大きさも割と大きめで、行間も広めにとってあり、
紙の厚さも少し厚めな感じで、サクサクと読むことができました。
だから、読書が苦手な人でも、きっとストレスなく読めると思います!

変な言い回しや表現とかもなかったので、
読んでスラスラと頭に内容が入ってきましたね♪
2~3時間もあれば、一通り読めるのではないかと思います。

内容としては、全体的に“就職”をオススメしている感がありました。
その理由としては、やはり生活の安定がひとつあります。
それと、音大で培った力を活かす!というのもあります。

音楽大では、自分の専攻について専門的に学ぶわけですが、
卒業後にはその専門分野しか仕事にしたくないと考える人が多いのが現状。
でもそれは非常に狭い考え方で、音大で学んだことを生かせる仕事って実はたくさんあるんだよ~ということが本では述べられていました。

たしかにそうですよね。

音楽を学んできたと一口に言っても、
持続する力とか、集中する力とか、めげない力とか、先生に怒られる力とか、
感性豊かであることとか、時間を守る力とか、目上とのコミュニケーション力とか、緻密に計画を立てる力とか、考えてみれば色々学んできているわけです。

そして、それを活かす方法なんて、
音楽家になること以外にも色々あるということです。
就職先が一見音楽系でなくたって、培った力を活かせないことはない!

本の中ではそういった点について、
音大生の強みと弱みを把握しつつ、詳しく触れられていました。

私も、知っているようで知らなかったなあと、改めて気付かされました。

というか、音大生時代には、
色々な力を培うことなんて“当たり前”だと思って私は過ごしてきていました。
「他の一般大学の学生も同じように自分を磨いている」むしろ「一般大学の学生はもっと凄いんだろうな」と思い込んでいました。何の根拠もなく。

ところがどっこい!!
逆に音大生のほうが、そういった面では優れているらしいのです。

これにはちょっと驚きましたね。
一般大学の学生って、そんなに“いいかげん”なのか??
と少し疑ってしまいましたが、どうやら音大生は本当に頑張り屋さんのようです(周りを見ている限りではそうとは限らない気はしましたが^^;学風にもよるのかな?)。

私の理解が間違っていたらすみませんが、
少なくとも、読んでみてそのような印象を受けた私は、
「音大生って、実はスゲェんじゃね??」って心の中でつぶやき、ひとりで勝手にニヤニヤしてしまいました(笑)

とは言うものの、そういったことにもっと早く気付いていれば良かったなあと、
つくづく思ったりもしました。
音大生であった頃は「井の中の蛙」状態でしたので、そのときに今回のような本を手にしていたら、きっと今は違った人生を歩んでいたかもしれません。

もちろん、これまでに歩いてきた軌跡を後悔しているのではなく、
「別の人生になっていたかもなあ」と、ちょっとばかり興味があるということです♪
きっと、もっと柔軟な考え方になっていたかもしれませんね。

だから、もし今音大生真っ盛りの方には、
ぜひとも『「音大卒」は武器になる』を手にすることをオススメいたします

  • 将来が不安
  • 就職先って何があるの?
  • プロになりたいんだけど
  • さまよう私
  • 音大に来て後悔・・・
  • 音大生って特別だよね

と、悩んでいる音大生さんは少なくないと思います。
上記にひとつでも当てはまるのでしたら、是非購入してみてください。

これからの人生のための、大きな道しるべになると思います。
今の悩みが吹っ飛ぶかもしれないし、新たな考えが生まれるかもしれませんね(*^^*)

ただ、「100%救われる!!」ということはないでしょう。
だって、自分の人生は自分で切り開いていかねばならないし、
結局のところ、行動するのは音大生自身なんですから。

他力本願の人は、すぐ何かにすがりたくなるとは思いますが、
そういうつもりで読まれると、ちょっと期待外れになる気がします。
謙虚かつ素直な姿勢でお読みになって、あとは自分なりに自分を知り、行動に出ることが大切でしょう。

立ち止まってばかりいる人がいれば、
そんな人の背中をそっと押してくれるような本です。
『「音大卒」は武器になる』は、そんな優しい本なのです♪

世の中の現実についても触れられているので、
是非、真面目な気持ちでお読みになってみてください。

実践編として、
第2部が“音大生のための就職マニュアル”となっています。
これも非常に参考になるかと思います。

就職活動の仕方とかエントリーシートの書き方、
そして面接に関しても触れられています。

あと、巻末では、
フリー演奏家を例にとって税金や確定申告についても書いてあります。
これは、フリー演奏家のみならず個人事業主等にとっても大切な内容です。

税金や確定申告については、
今回の本では割とサラッとまとめられていて、
私個人の感想としては、ちょっと物足りない感じがしました(まあ、本の主なテーマではないので仕方がないですが)。

なので、その手の話に関しては、
今回の本に加えて、もっと詳しく勉強されるのが良いと思います。
現役音大生にとっては「何それ??」なお話ですが、フリー演奏家や個人事業主を目指す方にとっては、追々大切になってくるでしょう。

たまにニュースとかでも、
確定申告をしなかったことで憂き目に遭った人が取り上げられていることがあります。
音大生であろうがなかろうが、卒業後にはこの手のお話はきっちり知っておくべきかと思います。

・・・という感じで、
『「音大卒」は武器になる』のレビューは以上といたします。

最後に付け加えておきますが、
既に世に出て社会のことを知っている方にとっては、
「この本に書いてあることは既に知ってるよ」と思われることがあるかもしれません。

卒業生や音楽関係者にとっても参考にはなりますが、
あくまでフレッシュな音大生に向けて書かれているので、
その点だけ念頭に置いて読まれたほうが良いかな~と思います(*^^*)

購入はこちらからできます
⇒ 「音大卒」は武器になる(Amazon)

この本の続編があります

 
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