音楽が嫌いな人がいてもおかしくない

どうも、タラッタです。

世の中には、音楽が全般的に嫌いな人がいます。

でも、彼ら(彼女ら)は、誰にもその気持ちを理解してもらえずに、非常にもどかしい思いをしていることでしょう。だって、音楽というのは生活に根付いているし、それによって勇気づけられる人もかなりいるからです。音楽好きにとっては、嫌いな人の気持ちは分からないかもしれません。

私は、音大を出ていることからも音楽が好きな人間です。でも、嫌いな人もいるっていうことを把握できていない音楽家になりたくないので、音楽嫌いな人の心理のようなものを少し調べてみました。

音楽が嫌いな人は、こういう理由で嫌い

インターネット上の情報を参考にしつつ、自分なりにまとめてみました。ざっと以下のような理由となろうかと思います。

悪い思い出が想起される

小学校や中学校には音楽の授業がありますが、そこで何かしらの苦い経験をしたなら、音楽に拒絶反応を示すようになってもおかしくないでしょう。これは、そこでフォローの下手だった教師の責任です。

授業がきっかけで音楽全般が嫌いになるということは、トラウマになるような、よほど苦々しい経験をしたということですね。これは当事者でなければ分からないことかもしれません。が、そういう人もいるというのは想像に難くないでしょう。

授業に限らず、ほかにもトラウマになるような経験を持つ人もいるかもしれませんね。音楽を聴いていたら、近所の人が激昂してきたとか、偶然大地震が起きたとか。・・・そういう経験によって、音楽がトラウマになってしまうことはあると思います。

ただの音や無音だけが好き

音楽は計算されて作られています。作曲者が「音をどのように動かそう」「ハーモニーをどうしよう」「歌詞はどう付けよう」と考えながら作ります。天才モーツァルトは考えずに作りましたが、彼の音楽も、結果的には計算され尽くしたものです。

人によっては、そういった計算された芸術を嫌う人がいてもおかしくないでしょう。自然界に存在する、ただの音。工事や交通の雑音・騒音。無音。そういった、生活や日常に溶け込んでいる、“聴いてもらおう”としていない音に対して好意を抱く人はいるはずです。

好みや感性の関係上、そういう人が音楽(計算された音の並び)を嫌うのは致し方がないし、何ら悪いことでもないです。たしかに少数派ではありますが、そういう人、けっこう好きだったりしますよ私(笑)

そういえば、音楽の演奏の世界では、「自然に聞こえるように」と教わることがあります。でも、その「自然」って何だと思いますか?・・・だって、音楽って元々作られたものではないですか。なのに「自然」って変だろ。って私は思ったりしちゃいます。まあね、作られた上での「自然」のことなんだろうけど、変ですよね(^^;)

音楽が好きな人のことが嫌い

音楽が嫌いな人(Aくん)の身近に、音楽が好きな人(Bちゃん)がいたとします。かつてAくんは音楽が好きでも嫌いでもなかったと仮定しましょう。

ある日、Bちゃんがおすすめの曲を持ってきて「これ聴いてみてよ~面白い曲だから」とAくんに言いました。Aくんはそれを聴いてもつまらなく感じたので、「ふ~ん」と言いました。そこでBちゃんが「なんで反応鈍いの?みんな面白いって言ってるよ!Aくんって変わってるよね」と返しました。

・・・どうでしょう、これ。Aくんにとってはとてもイラッとする出来事ですよね。人の感性なんて各々で違っていて当然なんですから、それを「鈍い」「変わってる」なんて言われたら、人格否定されたも同然ではないですか。

Aくんがタフであればスルーすると思いますが、ナイーブなタイプだと、酷く心が傷付けられ、Bちゃんをはじめとする音楽好きを嫌うようになるような気がします。それ以降、本当に素晴らしい音楽(←世間的に)に出会っても、Aくんは「なにくそ」と言って聴かなくなると思います。聴いても腹が立ってくるだけです。

ちなみに、上のBちゃんのような人間って、本当に音楽のことを愛しているのでしょうか?・・・私は甚だ疑問に思います。「みんなが好きな音楽だから私も好き。Aくんも好きに決まっている」というような、いけない集団心理のようなものがある気がしてなりません。

けっこういるんですよね、Bちゃんみたいな人。私は音楽が好きですが、やはり嫌いな(というか好きじゃない)音楽もたくさんあるわけですよ。なのにそれを「この曲の良さが分からないなんて、損してる」とか言って罵る人は、音大にもいました。

で、私はラーメンがそんなに好きではないのですが、ラーメンが好きな人に「え!ラーメン好きじゃない人っていないと思ってた。人生半分くらい損してるよ」と言われたことがあります。それと同じわけですよ。まあ、音楽とラーメンではちょっと事情が違うかもしれないですが、言われたほうの気持ちとしては似てますよね。

私は歌うことが嫌いでした。でも声楽専攻出身です

私は、保育園児のとき、歌うことが大嫌いでした。特に年少のときは、みんなが大きな声で歌っていても、決して口を開きませんでした。年中になって口パクまで成長し(笑)、年長でようやくちょっとは歌うようになった気がします。

小学校に上がってからは、何となく歌うようになりました。高学年になると、クラスで一番歌がうまいと言われるようになりました。中学校へ入ってもそれは変わりませんでした。ただ、家では決して歌いませんでしたね。

その後の高校(普通科)では、面白いことに音楽の授業中、みんな歌う気ゼロ。ボソボソ言ってるだけ。試験のときは、みんなヤル気は無いが声を出していました。そこで私が自信を持って思いっきり歌ったため、その後ずっと“歌がうまい人”という扱いをされました。

まあ、その頃くらいから声楽をきちんと習い始めていて、結局は音大の声楽専攻に入学しました。

・・・というような感じで、私の場合は、歌が嫌いな期間が短かったので、その後は好きになることができました。が、もし嫌いな期間が長くなっていたら、そのまま脳は固まっていきますので、好きになることはなかったかと思います。

もし大人になってからも音楽が嫌いな人は、何か考え方や感性を変えてくれるような大きな出来事がない限り、音楽を好きになることはできないかもしれません。まあ、そこまでして音楽を好きになろうという意欲はないかもしれませんがね(^^;)

私だって、今さらラーメンを好きになろうという気持ちなんてありません。今のままでも「人生損している」とは思わないし、逆に好きになったことで失う何かもあるような気がするからです。それが何かはよく分かりませんが(笑)

まとめ

音楽が嫌いな人がいても、全然おかしくないと私は思います。他人よりも音楽と深く付き合ってきている分、音楽嫌いな人に対してきちんと理解を示したいという気持ちもあります。

誰でも人には、好みというものがあります。それは、生きてきた環境、境遇、背景、そして感性やセンスなどが大きく影響しているので、一種の人格のようなものです。だから、音楽嫌いを否定したり、逆に音楽好きを否定するのは、その人の人格を否定することにもつながりかねません。

広い視点で、大きく構えたものの見方ができるようになれば、と思います。私のみならず、なるべく多くの人が・・・。

以上でございます。ちょっととっつき辛い内容だったゆえに「ふ~ん」といった感じだったかもしれませんね。ごめんなさい。でも、お読みいただきありがとうございました!

 
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