音楽関連の免許・資格、検定はこれだ!おすすめ10選

音楽関連の資格・検定

音楽関連の資格・検定って、いざ探しても全然ないんですよね。国家資格なんてほとんどないし、民間資格を調べてもそんなに多くはない。

・・・これはとても残念なことだと思います。

元々音楽の娯楽要素が強いためでしょうか。例えば法律関連なら、この世に絶対必要なものだで、弁護士とか司法書士とか税理士とか社労士とか色々あります。

「これでは、音楽人もなかなか地位が固まりづらい」
「コンクールという道しか残されとらんのか・・・」

と思ったりもしましたね。

そこで今回は、私が、

  • 音楽関連のもの
  • 音楽とは直接的な関係は無いがちょっと関係しそうなもの

についてご紹介します!ただ、よく民間資格にありがちな、あまりに資格商法色の強いものは載せとりません!

是非参考になさってみてちょーな♪ アマゾンの検索窓も用意したで、気になった資格等あれば、是非関連書籍など検索してみてください^^

 2017年12月15日現在での情報です。

<前置き>免許、資格、検定の違い

まずは、用語について簡単に説明しておきましょう。

まあざっくり言うと、

  • 免許:法令で禁止されている業務に就くことを公的に許可されるっていうもの
  • 資格:身分や能力を証明したり独占的に名乗ったり、専門的な業務に独占的に就いたりできるっていうもの
  • 検定:能力を証明するための試験で、合格によって資格を得られることもあるというもの

免許といえば、自動車免許や医師免許などが代表格でしょうか。資格だと、弁護士や税理士などの独占業務から、○○コーディネーターなどといった汎用性の高いものまで多種多様ですね。

では、音楽関連の免許・資格、検定には何があるでしょうか。

国による免許・資格、検定

まずは日本の法令を根拠とする免許・資格、検定から見ていきましょう。いわゆる「国家資格」ですが、試験の実施は、国から 地方公共団体や法人に委託されとったりもします。

中学校教員免許状、高等学校教員免許状

【根拠となる法律:教育職員免許法】

音楽関連の免許で最も有名かつ取得者も多いものは、中学校と高校の教員免許でしょうね。これが無ければ、常勤・非常勤問わず、また私立・公立を問わず、当然教師にはなれません。

(たまに勘違いしとる方がおるんですが、大学の先生とか音楽教室の先生になるにあたっては、この免許は要りません。)

第一種、第二種、専修と3つの種類がありますが、最もメジャーなのは第一種。

音楽の第一種免許状をGETするには、四年制の教育大学や音楽大学で、所定の科目を履修し単位を取得し卒業するなどすればOKです。

私が音大生だった頃は、ほとんどの人が取得しとりましたね。私は教員になるつもりが無かったため、取得しませんでした。

が、取っとくだけ取っとけば、ちゃんと教育学について勉強した証明になったのになあと思っとります(^^;) マジメに授業に出て実習にも行けば取れるで、取れる環境にある人は是非取っときましょう

ただ、教員採用試験は難関(都道府県によって合格率は当然異なる)。免許を持っとる知り合いのほとんど全員が非常勤講師または別の仕事をしとります。

ピアノ調律技能士

【根拠となる法律:職業能力開発促進法】

これがないと調律しちゃダメっていう免許ではなく、「○級ピアノ調律技能士」と独占して名乗れるタイプの国家資格です(この資格が無い人は名乗れません)。3級から1級まであります。

ピアノをお持ちの方なら、年に一回くらい調律師さんが来ると思いますが、それはずばりこの資格を持った人かもしれません。でも、この資格が無くても、訓練を積んで調律業務をしとる人もおるそうですね。

この資格をGETするには、実務経験など所定の受検資格を得た上で、ピアノ調律技能検定試験(学科試験と実技試験がある)を受検して合格する必要があります。

音大時代のとある後輩は、楽器をやっとったんですが音大を退学し、調律師になるための学校に通うようになりました。きっと、演奏家よりは調律師のほうが将来性があると判断したからでしょうね(現実的!)。

舞台機構調整技能士

【根拠となる法律:職業能力開発促進法】

これも上と同様で、免許ではなく、「○級舞台機構調整技能士」と独占して名乗れるタイプの国家資格です。3級から1級まであります。

劇場、コンサートホール、ライブハウスなどでの音響機構を扱う作業をしたい人は、取っておくと色々便利だろうし評価も高くなるのではないでしょうか。

この資格をGETするには、所定の受検資格を得た上で、舞台機構調整技能検定試験(学科試験と実技試験がある)を受検して合格する必要があります。

知的財産管理技能士

【根拠となる法律:職業能力開発促進法】

これも上と同様で、免許ではなく、「○級知的財産管理技能士」と独占して名乗れるタイプの国家資格です。3級から1級まであります。

特許法、意匠法、商標法、著作権法、その他の法律(民法、不正競争防止法など色々)、そしてパリ条約等・・・と、知的財産の管理に必要な法律等を幅広く学ぶことになります。

現代は情報時代。音楽人やクリエイターにとって、特に著作権の知識・管理能力は重要です。将来、音楽教室などを経営するような立場になったとしても、商標とか民法とか不正競争防止法とかは、嫌でも絡んでくるはず。

そのため、受検する・しないを問わず、3級だけでも勉強をおすすめします

この資格をGETするには、所定の受検資格を得た上で、知的財産管理技能検定試験(学科試験と実技試験がある)を受検して合格する必要がありますが、3級なら基本的に誰でも受検し得ます。


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公的・民間の資格、検定

次は、国家資格ではないが公的な色の強いものや、民間企業等によるものをご紹介します。前者は「公的資格」、後者は「民間資格」と呼んだりしますが、線引きがあいまいな場合も多いですね。

音楽療法士

音楽と医療が組み合わさった資格ですね。

名前だけ見ると国家資格のように思えますが、日本音楽療法学会が認定する資格です。

この資格をGETするには、認定校(音大など)や講習会での単位取得や学習など所定の要件を満たした上で、筆記試験や面接試験を受験して合格する必要があります。

正直、私は音楽療法士についてはよく分からんのですが、とある大学の先生は「音楽療法士としての立場を固くするには、心理学や医学的な面をもっと強化する必要があるだろう」と言っとりました。

音楽関連のみならず、もっと広い視野でノウハウを得てこそ、人を癒す人になれるように思いますね。臨床心理士や看護師と同じような土俵に立つことができれば、この資格はもっと良くなるでしょう。

でもって演奏技術もある程度必要だと思うんで、もっとメジャーになればなかなか強い資格である気がします。

生涯学習音楽指導員

公益財団法人音楽文化創造によって認定される資格です。C級からA級までがあります。

世の中の人たちの生涯学習活動の中で、ひとりのリーダーとなって音楽指導、相談、支援、企画などを行っていく、といったことをしていきたい人におすすめの資格といえるでしょうか。

現代のストレス社会では、音楽は良き保湿剤です。音楽の輪を地域に広め、皆が音楽を愛すことのできる文化が発展すれば、もっともっとうるおいある社会になっていく、と私は思いますね。

この資格をGETするには、音楽経験にまつわる所定の要件を満たし、講習会を受講したり課題を提出したりして認定を受けることが必要です。

A級まで取るにはけっこうスパンが長いので要注意。

生涯学習インストラクター

公益財団法人日本音楽教育文化振興会を介し、一般財団法人社会通信教育協会より認定される資格です。2級と1級があります。

ありとあらゆる分野が存在しとるんですが、音楽分野では、音楽通論・和声学・ソルフェージュ・作曲学の4種類があります。2級は指導・講師補助、1級は指導・講師を行うための資格です。

(もちろん、この資格がなければ音楽教室の先生ができない、ということはありません。)

先ほどのお話ともつながりますが、生涯学習はこれからの時代には重要となるものです。学習者に対して親切に指導をほどこし、あたたかく学習・人生の支援や指南をする姿勢が、指導者側にも求められましょう。

この資格をGETするには、2級は公益財団法人日本音楽教育文化振興会の所定の講座を修了し、1級はなおかつ一般財団法人社会通信教育協会の所定の講座を修了した上で認定を受ける必要があります。

ヤマハ音楽能力検定

通称「ヤマハグレード」と呼ばれる、音楽界では超有名な検定試験ですね。ヤマハ音楽振興会によって認定されるものです。

13級から1級(1級は現在実施予定なし)があり、あらゆる楽器の演奏グレードや指導グレード(実技・筆記)があります。

ピアノやエレクトーンで受験する人が多く、私が音大に通っとったときも、受験生は数多くおりましたね。私の元カノはピアノ専攻でしたが、これのカワイ版の検定試験を受験しとりました。

これを取得しとらんと音楽教室の先生になれないってことはないですが、どうやら、ヤマハの講師採用試験ではけっこう有利に働くようです。

私も昔からピアノをやっとるんですが、グレードはひとつも持っとらんですね。「音大まで行っとって持っとらんの?」と言われたこともありますが、はい・・・。てか、声楽人間だで取る気無しw

ピティナ・ピアノ指導者ライセンス

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会が認定する資格です。初級、中級、上級があります。

私のまわりでは、これを「受けたよー!」っていう人はおりませんが、ピアノ専攻の人は上級目指して頑張ってみるのもええかなと思いますね。

この資格を取得しとらんとピアノの先生ができんってわけではありませんが、将来的にピアノ教室の先生になるときに、指導者としての心強い証となるんではないでしょうか。

この資格をGETするには、所定の要件を満たした上で、指導実技、演奏実技、筆記試験、エッセイ(小論文)の試験を受験して合格する必要があります。

音楽検定

公益社団法人音楽文化創造によって実施されとったんですが、2011年度より休止しとる検定です。5級から1級まであります。

クラシック、ポピュラー、伝統音楽など幅広く学ぶことのできるものだったようですね。

また、主に音大出身ではない人が、自身の音楽能力や知識を証明するために受験したっていうケースも多いと思うんで、なかなか貴重な存在だったんではないでしょうか。

再開が決まれば、また公益財団法人音楽文化創造のホームページ上でお知らせがあるようですが、2017年12月15日現在では、そういった情報はありません。


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まとめ

今回挙げたのは、以下の10の免許・資格、検定でした。

  1. 中学校教員免許状、高等学校教員免許状
  2. ピアノ調律技能士
  3. 舞台機構調整技能士
  4. 知的財産管理技能士
  5. 音楽療法士
  6. 生涯学習音楽指導員
  7. 生涯学習インストラクター
  8. ヤマハ音楽能力検定
  9. ピティナ・ピアノ指導者ライセンス
  10. 音楽検定(休止中

免許や資格などは、持っとるだけでは役には立たないです。それを何らかの形で生かしてこそ意味があります。

また、勉強して知識を得たりノウハウを獲得することにも意義があります。だで、免許や資格を取る・取らないにかかわらず、勉強は大切ですね!

資格取得をひとつの目標にすることで、勉強も身が入るように思います。是非気になったものがあったら、(受験資格が得られん場合もありますが)果敢にチャレンジに努めましょう♪

興味がございましたら、「音楽大学出身者だからこそ取っておきたい資格7選!」もご覧くださいね!

今回は以上です。

では、にんにん♪

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