音楽をやめたい!と思った瞬間(とき)

音楽をやめたい!

どうも!タラッタです。

かれこれ10年以上、いや、趣味でやっとった頃も含めたら20年近く音楽をやってきとりますが、音楽をやめたい!と感じたことが何度かあります。

それは全て、本気でやり始めた後。完全趣味でやっとった頃は、「受験もあるし、やめんといかんかな~」と思ったことはあっても「やめたい」と思ったことはありませんでした。

趣味のピアノが本気のピアノとなり、やがては専攻を声楽に変えて音大受験。音大卒業後は社会人を経て大学院入学。そして修了後は声楽の先生とかしながら色々・・・という感じの人生。

「やめたい」と思ったのは、全て音大入学後からです。いや違う、大学 “ 院 ” 入学後からですね。

音大在学中も、オーディションで落ちたりしてうまくいかんかったときは、「本当にこのままでええんだろうか」と思ったりしとりました。でも決して「やめたい」と思ったことはありません。

卒業後も、コンクールとかでうまくいかんかったり大学院浪人したりしましたが、なぜか「やめたい」と思ったことはありません。

大学院時代もコンクールでうまくいかんかったり、声楽の先生に叱られたりしましたが、それでも「やめたい」と思ったことはありませんでした。「将来を考えて、やめなくちゃいかんかな」と思っても、「やめたい」と思ったことはないんです。

では、一体どんな瞬間(とき)に「やめたい」と思ったか。

実は非常に単純な瞬間です。

それは、コミュニケーション上の難や、人間関係の貧しさをひしひしと感じた瞬間です。

私は、自己分析によると、周りの人とは少しズレとる人間です。正確に言えば、クラシックの演奏家界隈に多そうなタイプと少しズレとるんです。これは、特にデータがあるわけではなく、自分のこれまでの体感を根拠にしとります。

公演で一緒になった仲間内で喋っても、どうも考え方がズレとる。まあ考え方の違いは構わん(あって当たり前だし!)のですが、それによって奇怪な目で見られるのが嫌なんです。

ときには、ある話をしても全く違うふうに捉えられたりもします。解釈が違うわけです。3対1で喋っとっても、私が言いたいことが微妙にズレて伝わることがあります。そのときの3人はなぜか同じような解釈の仕方をするので、3対1で温度差や溝が生じます。その違いも別に個性なんでええんですが、それによって「おかしな人」と思われてしまうのが嫌なのです(実際笑われたりしたんでねぇ)。自分の考えをうまく伝えられないのも悔しいですね。

一方で、音楽とは関係ない人だと、なぜか伝えたいことがちゃんと伝わったりするんですよね。会話しとってもテンポが良いんです。でも演奏家界隈だと、うまく話し合えないことが多い。これでは仕事上不利です。(もっと おちゃらけて喋ればええんかなあ。)

さらに、私が少し浮いた性質の人間で、かつ かなりのヘソ曲がりなので、友人もかなり少ないし(同じ音大の出身の友人で、今でもプライベートで会うことがあるのはたったの1人)、私に興味を持ってくれとる人もそう多くはないでしょう。なんか喋れば、スルーされるか「変わった人だなあ」と見られるオチ。

よって、モチベーションが下がり、「もう音楽の世界から離れたいな」「苦しいな」と思ったりしたのです。「なぜだ!」と悔しくなって悶々と悩むこともありました。今でもあります。

音楽の演奏で生きていくには、実力も必要ですが、人望・人脈、そして演奏家界隈に交じ入ることのできる性質というものが必要だと私は考えとります。たとえ個性的であっても、です。

ところが私の場合は違って、個性的だとは自負しとっても、なんか受け入れられる個性とは違うんですよね。何て言ったら良いか、とにかくネガティヴ的意味の個性です。この感覚は私にしか分からないかもしれません。

でもですね、私のような人間って、あまり世の中で知られとらんだけでたくさんおるとも思います。パッとせず、ちょっと不思議な人です。近づいても、変なだけで特に味わいがない人です。う~ん、言葉ではうまく言えませんが、まあ、非音楽系大学にはけっこうおりそうなタイプかな~とも勝手に思っとります。違っとったらすみません。

だで、私は工学なり情報系なり教育なり、その辺の道に進んどれば、案外自然な存在だったんかな~とも思ってます。

・・・と、話が逸れてきてしまいましたが、音楽を「やめたい」と思った瞬間は、音楽に対して挫折感を感じたときではなく、人間関係による難を感じたときでした!けっこう意外でしたでしょう?^^

仕事とかでも、人間関係が原因で辞める人おるがねぇ?あれとおんなじ感じかな。ま、私は特にいじめや上からの圧力に悩まされてきたわけではないですが、阻害感らしきものは感じたりしましたね。

今でもそう感じとりますが、私は私。まわりが何と言おうとも、私は音楽を好きでやってきたんだで関係ねえ!・・・そう考えることで、「やめたい」が「続けてみよう」に変わります。

あ、でもね、音楽なんて嫌いだ!と思うときもありますよ。それについては話し出すと長くなるんで、今日のところはこの辺で切り上げたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。

 
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