オペラの歌声が嫌い!苦手!・・・なのは仕方がないこと

どうも、タラッタです。

オペラの歌声がどうも苦手・・・という方は、
日本にはけっこういらっしゃることと思います。

私の叔母さんも、そのひとり。
以前母親の実家でモーツァルトの『魔笛』を見ていたときに、ちょうど叔母さんがやって来ました。すると開口一番、

「やめて!!とめて!!ノイローゼになる!!!」

でした。そのときの私は、
「せっかく楽しんでたのに、何様のつもりだーーッ!!!」
と叫びたくなりましたが、しぶしぶOFFにしました。とても腹が立ちました。

私自身、声楽科出身のくせに別にオペラが好きというわけではないですが、
そのときは本当に楽しんで観ていたので、本当許すまじきことでした。

でも今思えば、オペラの声って不自然・・・というか、
なかなか耳に慣れない歌声ですよね(^^;)

嫌いであることは仕方がない

私もガッツリオペラ的な歌声はあまり好きではないですが、
オペラ好きな同級生たちのお蔭で免疫はだいぶ取れているので良かったんです。が、声楽に全く興味が無く、かつ ああいった歌い方が生理的に無理!という方にとっては本当耳が痛くなると思います。

きっと、そういった人でもオペラ的な歌い方に関してはある程度理解はあると思います。「そういった歌唱法が存在する」ということくらい。
しかし、人間って結局は感情的な生き物ですから、嫌いなものは嫌い、好きなものは好きであるわけです。

要は、物事に対する理解があっても、好き嫌いについては全く別問題というわけです。

だからもし、オペラの歌声が嫌いなら嫌いでイイんです。
深層心理はどうであれ、嫌いなものは嫌いで仕方がないことなんです。

ただ、やはり頭ごなしに「やめて」と言われたら私もビックリしてしまいます。
私も、「オペラの歌い方が嫌いな人は存在する」と理解はしていますが、いきなり叫ばれたら、生理的にその行為を嫌ってしまいます。まだ私は温厚(?)なので良かったんですが、感情的な人だと「なんだとテメェ!!」といって殴りかかっていく可能性もあります。

事が大きくならないようにするには、「私はあなたのことを理解していますよ」という態度を示すことです。いくら耳に障る歌声でも、理解を示しつつ、自分は生理的に受け付けないことを冷静に伝えれば良いのです。

それでも相手は不機嫌になると思うので、
頭ごなしに命令口調で言ってしまったら尚更ですよね・・・。

そもそもオペラって、なんであんな歌い方?

オペラの歌声が嫌いな人は特に、
「なんであんな耳障りな歌い方をいちいちするのだろう?」
と思っていらっしゃる方も多いかと思います。

その理由は、単に“しきたり”ということだけにとどまらず、
そういう歌声は肉声でホールの隅々まで届くから、です。

少し難しいことを言うと、口腔や鼻腔などに声を共鳴させ、
力むことなく(←慣れないと力んでるように聞こえますが^^;)声を空間に放出することで、
いくら小さな体でもホールを歌声で満たすことができるようになります。

また、ソプラノなどのキンキンした高音もそういった原理がベースにありますが、
かつての(今もですが)ヨーロッパでは、
優れた技巧を披露することで、歌手としての技量が認められ、観衆も興奮しました。

簡単にいえば、オペラの歌声は見せびらかしの声なのです。
そう、全く自然ではなく、計算された声です。
クラシックの声楽では、基本的に作られた声を披露するわけです。そういうものなんです。

それに、オペラと一口に言っても、国々で発声法や歌唱法が微妙に違っていたりするのですよ♪
(まあ、素人からすればどれも同じように聞こえますが^^;)

それでも、ヨーロッパにだってオペラ声が嫌いな人はけっこういらっしゃると思います。
どの国へ行っても、何事にも好き嫌いは付き物でしょう。
理由はよく分からなくても、好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。そう思います。

ポップスとオペラの基礎発声は同じ!?

私は、声楽科出身として、
クラシックだけ勉強していては色々なジャンルの曲に対する理解が深まらないと思い、ポピュラー的な発声法を学んでいたことがあります。

その先生は、こうおっしゃっていました。

「声楽とポップスって何が違うかって言ったら、何を売りとするかだよ。声楽は歌声で勝負するもんだけど、ポップスっていうのはソウルなのさ。歌声はむしろ会話に近くていいんだ。でもね、実は基礎的な発声はどちらも共通しているんだよ」

・・・ちょっと目から鱗ですよね。
彼女の論理では、オペラなどの声楽とポップスの発声の基礎部分は同じなんです!

「声楽っていえば腹式呼吸」ってなんかの一つ覚えみたいにいいますが、
実は胸式呼吸も混ぜ合わせて発声しているし、ポップスだって、完全胸式呼吸では息継ぎとかうまくできなくなってしまう・・・。

だからどちらも呼吸法って案外似ているんです。
腹式呼吸と胸式呼吸をうまく駆使して息を流していきます

じゃあ何が違うのかっていったら、
クラシックは肉声でもって響きのある声を目指していく。
ポップスは主にマイクを使って会話の延長線上にある声を目指していく。
ということなのだそうです。ポップスの先生の論理では。

呼吸法とか発声法とか、途中までは同じようなレッスンとなるけれど、
目指すベクトルが違うので、途中からやり方が枝分かれしていくということです。

・・・いかがでしょうか?
こういうことを頭の片隅に置いておくだけで、
なんとなく、オペラというものが近くなったような感じがしないでしょうか?(^^)

テレビなどで人気のあるポップス歌手たちと、
世界のオペラ座で歌っているオペラ歌手たちって、
大袈裟に言えば育った土壌のベースは同じってことなんです♪

まとめ

最後のほうは、なんかテーマからだいぶずれた内容になってしまいましたが、
今回はオペラの歌声が嫌いな人に向けて記事を書いてみました。

私は声楽科出身ですが、オペラ的な発声に固執せず、
ポップス的な発声とオペラ的な発声を、うまくミックスしたり使い分けたりしていくのが理想ではないか?
と、最近考えています。だって、曲調や空間に合った歌い方こそ、耳に心地良いのではないか?と思うからです。

そうはいっても、やはり嫌う人もいるでしょう。
でも嫌いであることは悪いことではないし、仕方がないことです。

今回はオペラについてのお話でしたが、
嫌いな人、嫌いな食べ物、嫌いな場所などなどを、頑張って好きになろうとする必要はないでしょう。

ただ、理解を深めていけばいくほど、
気付いたら嫌いじゃなくなっていた・・・という心境になることもあるかもしれません。
そうなることができたら、なんだか嬉しくないですか?(*^^*)きっと今は、そんなこと想像もできないと思いますが・・・。

 
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