大人のピアノ独学初心者の教本の選び方とおすすめの教本
どうも!音大出身男のタラッタです。
今回は、久しぶりにピアノ関連のお話です。
「ピアノをこれから頑張ろう!」という初心者の方に向けて、教本の選び方をはじめ、どういったものがおすすめか?という点をお伝えしていこうと思います。
やはり、はじめが肝心ですんでね!
※ 以下、楽譜が読めない・苦手な「独学者(大人)」向けにお話を進めていきます。
お話の順番
教本っていっても、たくさんありすぎる!
ピアノ初心者向けの教本(楽譜)って、かなりの量があります。
そりゃもう多種多様で、薄っぺらいのから厚めのものまであるし、カラーだったり白黒だったり、図柄があったり文字ばっかだったり・・・色々。
正直、どれを選んだら良いか、初心者の方は迷ってまうと思うんですね(^^;)
でも、初心者がひとりで選べるわけないし、ひとりで選んでも失敗する率のほうが高いです・・・。
いや、運命の楽譜に巡り合えば話は別ですが、たいていうまくいかず、嫌になって終わる。
下手すれば三日坊主。
それじゃあお金も時間も非常にもったいないです。
結論からいうと、これはいかがでしょうか?
先に結論からいいますと、下記の教本が良いかと思います。
楽譜が読めない方でも、ステップを踏んで読めるようになっていくように構成されており、なおかつ動画を見ながら丁寧に学べるからです。
有名な楽曲を、なるべく短期間で効率良く弾けるようになるためには、一度検討されてみると良いと思います。
では下記にて、もっと詳しく、
教本選びの注意点などをお伝えしていきましょう!
こんな教本(楽譜)は選ばないほうが良い!
ところで、これらを聞いたことはありますでしょうか?
ハノン、バイエル、ツェルニー・・・・。
いわゆるピアノの初心者がレッスン教室で習うことの多い教則本です。
なぜかそういうのをやらせるお堅い教室が多いんですよね。
いざピアノ経験のある人に「初心者はどんな楽譜がええかな?」と尋ねてみても、「私はバイエルからやったけど?」と真顔で返してくることがあるんです。
・・・いや、将来ピアノ専攻で音大に入りたい!っていうお子さんなら、それも必要かもしれん。
現に、知り合いにも「我慢してやってきた」という人が多々います。
が、ハッキリ言いますと、それだとまず挫折します。
お堅い楽譜だと早くに挫折しかねない
お堅いのが特別好きっていう方以外は、バイエルなどは選ばんほうが良いです。
お堅い教則本とかには、ほとんど音符ばっかだし、そもそもあれは教室で習う人向けです。
バイエルなどの教則本に限らず、音符ばっかの楽譜や、図柄・イラストなどが無い楽譜、どう学んで良いのか指図が無い楽譜は、選ばないようにすることをおすすめします。
説明ばっかりの楽譜もダメ
文字ばかりビッシリ書いて説明してあっても、それを読むときに頭が疲れます。
せっかくピアノを弾きたいのに、文字ばかり読んどったら飽き飽きしてきて、熱も冷めて、弾く気が失せてまうと思うんですよね。
それに、文字を読んだからといって、それを100%正しく理解できるとも限らないわけです。。
欲を言えば、まずは見様見真似でどんどん弾いていくことが大切。
ピアノの演奏は、運動・スポーツと同じです。体で覚えてくもの。
そうこうしているうちに少しずつ楽譜を読めるようになっていく。
すると、改めて説明文を読んでも理解が進むのです。
右脳と左脳をバランス良く使っていくのが大事なのですね。
できれば図柄・イラスト、もっと欲を言えば、動画も閲覧できる楽譜を選ぶことが大切です。
そうこう考えた結果、先ほどの教本が良い
世の中の楽譜一冊一冊にぜ~んぶ目を通したわけではないため、あくまで「一例」ですが、先ほど上のほうでご紹介したのが、結果的には良いと思っています。
実際、これで頑張られている方も少なくなく、独学派の人にはしっかり堪能できる逸材だと私は思っています。
プロの指導者によるDVDも付いており、見様見真似で学ぶこともできます。
しかしデメリットもあって、出費が正直ネック。
安い買い物ではないので、なかなか購入ボタンを押す気になれないと思います(^^;)
とはいえ、レッスンに毎週通い続けることと比べたら、コスパはかなり良いですね。
また、安っぽい教本で学んで力がつかず何ヶ月をも無駄にしてしまうことを考えたら、決して(安くはないけど)高くはない気がします。
改めてメリットをまとめると、
- レッスン&演奏動画を見ながら学べる
- 楽譜が読めん人用になっている
- 親しみやすい有名な曲で学べる
- 体系的に効率良くピアノスキルを習得できる
となるでしょうか。
この教本は、「クシコスポスト」や「トルコ行進曲」、「ジュピター」、「いい日旅立ち」とかの有名曲が収録されています。
そういうのが弾けるようになるには相当の練習が必要ですが、この教本では、効率良く・分かりやすくスキル向上を目指すことができるかと思います。
ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?
最初に選んだ楽譜が、今後を決める!
上でご紹介したものは、あくまで一例ですが、何はともあれ、最初に選んだ楽譜こそ、今後のピアノ学習の道を決めます。
お堅い教則本を選んだら、たぶん挫折する。
我慢してやっていっても、ガチガチな演奏しかできなかったり、どこか自由の無い弾き方になったりもしかねない・・・。
ただ、そういうお堅いのが好きな人であれば、逆にぐんぐん伸びる可能性もあるかもしれませんね(^^;)
でもたいていの方は、お堅い楽譜や退屈な教材は選ばないのが得策です。
また、内容の薄っぺらいものを選んでも、それはそれで基礎の定着がうまくいかんかったりします。
初期投資はある程度必要となるかもしれませんが、
独学でも自分の力で学んでいけて、着々とスキルを身に付けられて、楽しくて、音符も読めるようになる・・・っていうものを選びましょう。
最初が肝心です!
楽譜ショップにおもむかれたときは、熱が冷めない範囲で、じっくり眺めて決められてください。
でもきっと迷って終わってしまうと思うんで、ピアノ経験の深い友達がいるのなら、一緒に行くのが良いでしょう。
もちろん、そんな面倒なことをせず、先ほどもご紹介した教本でこっそりやってしまっても良いと思います。
というわけで、今回は以上です!
お読みいただき、ありがとうございました。
では、にんにん♪