大きな声≠通る声

どうも、タラッタです!

台風が迫ってきており、
雨風共に強くなってまいりました。
これから台風が来る地方の方は、
十分にご注意ください。

さて、今日は、
「通る声」と言われる声について、
少し考えてみましょう。

歌を習っていない方や、
かじっただけの方には、
“大きな声=通る声”
と勘違いしている方がいらっしゃいます。

そのような方は、
歌を歌うときにも、
「大きな声で歌いましょう!」
と言います。

たしかに、
元気よく歌うという意味では、
小さな声よりも大きな声のほうが、
依然として景気がいい感じがするでしょう。

ところが、
大きな声、というと、
たいていの人は、
思いっきりノドを鳴らして、
力んで歌ってしまいます。

わかりやすい例として、
小中学校の体育祭の応援団など。

声についてよく知らない児童(or生徒)が
声をからすほどの大きな声で、
叫んでいますよね。
 (もちろんそうでない人もいますが)

「大きな声=通る声」だと考える人は、
応援団の怒鳴り声ほど力んではいなくても、
あれに近いような状態で歌ってしまうのです。

それは、大きな声ではありますが、
決して通る声ではありません。

発声学的には、
ノドや体に無駄な力が多いと、
頑張る割にはその効果は半減し、
声はまとまりがなく、ぼやけます。
また、ノドを壊しかねません。

はたから見てみると、
「あの人めちゃくちゃ頑張って歌ってるけど、
こっちにいまいち伝わってこないんだよね」
ということになります。

通る声、というのは、
豊かな響きがあり、芯があり、
最小限の労力で聴き手の心に伝わる声です。

大きい声か小さい声かは関係ないのです。

小さい声でも通る声でないと、
聴き手の心には届きません。

通る声を出すには、
並ならぬ訓練が必要です。
 (元々そのような声を持った人もたまにいますが)

大きな声も小さな声も、
“省エネ” “エコ”であることが、
歌い手のノドにも、
聴き手の耳や心にも、
優しくて合理的な状態なのです。

発声を学べる方は、
学ぶにこしたことはないですが、
そうもいかない方は、
「大きな声≠通る声」
ということを念頭に置くだけでもいいのです。

「大きな声=通る声」
という固定観念は、
ノドに悪影響を与えかねません。

声というのは、
相手に与えるあなたの印象のうちのひとつです。
声ひとつで、
人の心は良くも悪くもなるし、
動くこともあります。

だからノドは大切にすべきなのです。
ノドといっても、細かいことを言えば、
声帯やその周辺のことですよ♪

 
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