音楽大学のランク付けの問題

どうも、タラッタです!

今日は、音大のランクについてお話しします。

あなたが志望大学を選ばれる際、
次のような動機を踏まえて選ばれるのではないかと思います。

★ レベル(ランク)が高い
★ 大学の雰囲気がいい
★ つきたい先生がいる
★ 家から近い
★ その他

まあ、人によって様々だと思います。

でも、志望大学を決める上で、
ランクを気にされる方はかなりいらっしゃることともいます。
ここでいうランクとは、学力偏差値ではなくて、主に実技のレベルのことです。

では、そのランクって一体何を基準に決められているのでしょう?

信じる?信じない?音大のランク付け

まず、興味深いけれど根拠がはっきりしないランク付けがネット上に転がっていた(ソース不明)ので、
参考までに以下に貼っておきます(情報は新しくはないと思うのでご了承ください)。

・・・と思いましたが、落書きみたいなものなので、
風評被害を防ぐため、○○○○として名前は伏せました(←意味ないじゃん!w)

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

SA ○○○○

Aa ○○○○

Ab ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

Ba ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

Bb ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

Ca ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

Cb ○○○○、○○○○

Da ○○○○、○○○○、○○○○

Db ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

E ○○○○、○○○○、○○○○

F ○○○○、○○○○、○○○○、○○○○、○○○○、○○○○

以上です。いかがですか?上の○○○○には、以下のいずれかが入ります。

愛知県立芸術大学、上野学園大学、エリザベト音楽大学、大阪音楽大学、大阪芸術大学、沖縄県立芸術大学、お茶の水女子大学、活水女子大学、京都市立芸術大学、国立音楽大学、くらしき作陽大学(モスクワ音楽院特別演奏コース)、くらしき作陽大学(モスクワ音楽院特別演奏コース以外)、神戸女学院大学、尚美学園大学、昭和音楽大学(ピ演)、昭和音楽大学(ピ演以外)、聖徳大学、洗足学園音楽大学、相愛大学、東京音楽大学(ピ演,声演,管打楽器)、東京音楽大学(ピ演、声演、管打楽器以外)、東京学芸大学G類、東京藝術大学音楽学部、東京藝術大学別科、東京純心女子大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学、桐朋学園大学ソリストディプロマコース、徳島文理大学、名古屋音楽大学、名古屋芸術大学、日本大学芸術学部音楽学科、フェリス女学院大学、平成音楽大学、宮城学院女子大学、武庫川女子大学、武蔵野音楽大学 ※ 以上、あいうえお順

ランク付けって、
一体全体、何を根拠に為されているのでしょうね?
まあ、上位はだいたい予想のつく大学名ですが、下のほうは本当に気の毒な感じがします。

まず、国公立である4芸大(東京芸術大、京都市立芸大、愛知県立芸大、沖縄県立芸大)は、学費も(私立に比べりゃダントツに)安いし知名度も高いので、
競争率が激しく、必然的にレベルが高くなるのは頷けます。

特に東京芸大は、1879年の音楽取調掛を発端として歴史も深く、
音楽家育成の信頼を築いてきた日本を代表する藝大ですので、登竜門であることは間違いなしです。

では、ピンキリの私立音大の場合はどうでしょう?

やはり、コンクール入賞者が多かったり、
知名度が高くて競争率が高いほど、レベルが高いということでしょうか?

仮にそうだとしても、
コンクール入賞者情報が、どこまであてになるのかが疑問です。
一応大学のホームページなどに載っていたりもしますが、過去の情報を全て拾ってレベルを分析していくのは困難だし、それができても、それだけでランク付けは早合点です。

入試における競争率というのも引き合いに出されることがありますが、
競争率といったって、私立の場合は合格者が定員を超過している場合もあり、比較データとしては不安定です(まあ、あまりにも受験者が少なければ、低ランクのニオイはしますけれども)

となると、やはり大学の全体的なイメージ(校風みたいなもの)でしょうか。
それか教員の質でしょうか?
もしかして、学科試験の偏差値こそがランク付けの材料になっているのでしょうか!?

・・・つまり、上に掲載したランク付けは、
根拠がはっきりせず、信憑性も低いのではないかと私としては思ってしまうのです。

志望音大を選ぶときは、ランクばかりあてにしないで

以前(アメブロ時代)、
「音大受験を考えている人へ ~大学選択編~」
という記事の中で、音大の選び方について説明しました。

 (↑その記事では、今回の記事とは違い、
  単純に四大としての音大という視点でお話を展開していましたが、
  現在は閲覧できません。)

その記事では、
・大学の雰囲気
・つきたい先生
・教授陣
などといった動機を、重要なものとして取りあげております。

その動機作りのためには、
実際に気になる音大のオープンキャンパスや講習会に足を運んでみるといいよ♪
というお話もしました。

ここで先に結論を言えば、
ランクを信用して音大を選んでも、
自分に合っていなかった場合は、ツラいあるいは無駄な4年間を送ることにもなりかねません。

もちろん、入学したらしたで色々な楽しみや学ぶ事は山ほどがありますが、肌に合わなかったり価値観とズレていたりしたら、無駄に悩んでしまう時間も増えるように思います。

自分自身の目的や実力にそぐい、充実した生活を送るためには、
信頼できる先生につくことや大学との相性がいいということが、
かなり大切な要素なのです。

あとは、地理的な事情や家庭の経済面も重要な要素として関わってきますね。

なにも無理して、
ランクが高いとされるところに入る必要はないのです。

いくら天下の東京藝大を出たからといって、
プロになれる保証はありませんし、
世界的な大スターになれるかなれないかはほとんど関係ありません。

ところが、音楽界でも学歴主義は根強いので、
やはり、国公立の芸大や東京の有名私立音大となると、
それらの出身者は優遇されやすい、といった話はちょくちょく聞きます。

例えば、履歴書やプロフィールを見たとき、
「東京藝大卒業」と書いてあれば「信頼の置ける演奏家だな」と判断する人は多いはずです。つまりは、スタートラインがかなり有利になるというわけです。

逆に、プロフィールに「地方の私立音大卒業」と書いてあれば、
彼が日本トップレベルの実力を秘めていても、
学歴にうるさい聴き手側は、まずは色眼鏡を通して見てしまうのです。

演奏者はそれを覆すような演奏をしない限り、
その色眼鏡を破壊することは至難の業なのです。

これは大変残念・・・というか、浅はかな実情です。
ぜひとも聴き手は、学歴というフィルターをかけず、
演奏者の音楽“そのもの”に焦点を当てて耳を傾けていただきたいものです。

ただ、難関音大や芸大を卒業している人は、
入学時は、確かにまわりよりは実力があった人たちです。
才能もひとつあるかもしれませんが、血の滲む思いで本気になった努力家たちです。

その点は大いに評価に値します。
東大に入学した人のことを「天才だから」と一言で片づける人がいますが、
いや、彼ら彼女らの中の多くは、反吐が出るほどの努力をしているでしょう。

それなりの忍耐力、持続力、プロ意識を持ち合わせているはずです。

しかしここで言いたいのは、かなり簡潔にまとめると、
「大学生活は人生の通過点である」ということです。

始め(入学)よければ全て良し、とか、
終わり(卒業)よければ全て良し、とか、
そんな次元の話ではないということです。

まとめ

どう過ごしたいのか、どう学びたいのか。
どういう音楽家になりたいか。将来どう生活していきたいか。
どんな職業に就きたいか。どんな空気を味わいたいか。

バカになりたいか。アホになりたいか。
マヌケになりたいか。タワケになりたいか。
(あ、これは冗談です 笑)

大学時代というのは、
卒業後の進路をも切り開く、大切な時期でもあるのです。
道をどう切り開いていくかは、あなた自身の力にかかっています。

だからこそ、
先生や親御さん、そして己の内面と相談し、
自分の趣向や力をよ~く把握して大学の選択をしたほうがいいと思うのです。

上の緑のランク付けをあてにせず、
自分から進んで大学を調べ上げて(出来る限り足も運んで)、
吟味して選んでいけるといいですね♪

今日はここまでにします。
お読みいただきありがとうございました。

 
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