日本の幼児の誤った歌声

こんにちは。タラッタです。

保育園や幼稚園の裏を通りかかると、
子どもたちが大きな声で
元気よく歌っていたり、
物語を読んでいるのを耳にしたことは、
多くの人が経験したことでしょう。

聞いているこちらも元気になりますし、
思わず笑みがこぼれたりします。

先生はきっと、
「もっと大きな声で元気に気持ちを込めて~!」
と指導しているのでしょうか。

私が保育園児だった頃、
そうだったと思います。

ところが実は、
これは危険なやり方です。

日本の風習なのでしょうか、
とにかく大きな声やノドに力を入れた声が
良しとされたり、
あるいは美徳とされています。

歌を歌うときは、
必ずと言っていいほど、
大きな声を求められ、
それができなければ、
「きちんと歌えない子」とされます。

ひどい場合には、
大きな声で歌えるまで皆の前に立たされる
ということもあるでしょう。
文章の音読でも同様です。

体罰問題に敏感な現在は、
そこまではさすがにないと思いますが、
成績を下げられたりするのではないでしょうか。

では、
大きな声がなぜダメか?

(いや、別に正しい発声ならいいのです。
が、それは夢の話。)

・声帯に負担がかかること
・悪癖がつくこと
・悪い観念が植え付けられること
などが理由に上がります。

幼児の声帯は1cm以下という、
非常に小さなもの。

正しい発声を身に付けねば、
確実にノドに負担がかかります。
これは話し声も同じです。

小さい頃から発声教育を施さないと、
声を使うことが増えれば増えるにつれ、
音声障害に陥るリスクは上がります。

ポリープができたら大変です。
ひどい場合は声帯に後遺症が生じます。

幼児に対して発声教育できるか!!
と思われるかもしれません。

そうです。
まずは、
国が発声に対する意識を高め、
体系的な発声教育法を見出ださない限り、
無理です。

そのためには、
国民が意識を改善できないといけなく、
そこに達するにも、
声を専門とする人が一丸となって
運動を起こさないといけません。

また一方で、
発声についての専門的知識を持つ者が、
最低ひとり、
保育園や教育機関には必要です。
そして「発声」という科目も新設すべきです。
(音楽や国語、あるいは体育の一分野でも
いいかと思います。)

「発声」を担当する者を養成するには、
これまた大学にも
発声担当教官の配置が必要です。

それには大学が、
発声の大切さをわからないといけません。
教育大や音楽大、体育大などは特に、
発声についての実技レッスンや講義を
設けるべきだと考えます。

(↑そう、音楽大ですら発声の授業がないのです。
声楽科でも、
歌唱ばかりで発声はちょっとかじるだけ。)

果てしなく道は長いです。
しかも理想論で終わってしまうのがオチです。

ひとりひとり、
持っているタスクがあるので、
簡単にはいかないことは想像できます。

応急処置的教育としては、
昔の童謡歌手みたいに歌うように教える
というのも手ですが、
これでは自己流になりかねません。

 
スポンサーリンク

>> 全記事一覧はこちら <<

サブコンテンツ

クリックでD.C.