仕事としての歌=ビジネス!自己顕示欲は好ましからず

自己顕示欲

どうも!タラッタです。

ずっと前に、「心打つ演奏に自己顕示欲は必要ない」という記事(2013/9/4)や「趣味としての音楽と、仕事としての音楽」という記事(2014/2/7)を書きましたが、今回もそれらに近いお話です。

「私の声を聴いてほしい!」と、歌い手なら誰もが考えることと思います。そりゃそうですよね。自分の声を聴いてもらう=構ってもらう=褒めてもらえる可能性がある、ということですから、私だって嬉しいです。

このあいだ、私のレッスンに10代の女の子が体験に来ました。プロのミュージカル俳優志望で、「自分の表現を見てほしい!」「歌を聴いてほしい!」・・・そんな思いが会話から読み取れました。とても初々しくて、10代の頃の私を思い出しましたなw

でも、その女の子もこれを読んでいるかもしれないので、今から厳しいことを言いたいと思います。

 愛を込めて!^^

もし歌うことを仕事にしたいと考えているなら、その考え方で終わってしまってはダメ。「自分の歌を聴いてほしい」「私を見て!」では、趣味と何ら変わらない。そういう人に限って、「自分の好きなように歌って何が悪い」と思っている気がしますが、どうでしょう?

まあ、悪いわけではないですが、大事なのはそこじゃないよね?好ましくないよね?って話です。じゃあ、なんで好ましくないのでしょうか。是非考えてみてください。

 

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はい!答えは出せましたか??

出せた人も出せなかった人も、とにかく考えることが大切です。何も考えないのがいけなくて、何も疑問を抱かないのもダメ。考えないと思考がストップして将来ボケちゃいますよー!汗

・・・さて、私なりの答えを述べましょう。

それは、仕事として歌う以上は、依頼客と鑑賞客を満足させることが第一であるから、ということです。

 ※ 依頼客=「いついつどこどこで歌ってもらえますか」と依頼してくる人・団体等。
 ※ 鑑賞客=会場に聴きに来る人・団体等。また、CDやネット上では視聴ユーザー等。

仕事で歌うからには、必要があって依頼されるわけです。依頼客は、歌い手の味や価値を買い、自らの企画の充実や鑑賞客の満足などを目的として依頼してます。歌い手は、それに応える努力が必要で、自分の欲を満たすよりも依頼客の欲を満たすことが先決のはずです。

同時に、依頼客の欲を満たすには、当然鑑賞客に喜んでもらうことも大事。もっとシンプルに考えて、鑑賞客が歌を聴いて何かを感じるからこそ、歌は歌としての本当の力を発揮します。作曲家や作詞家の思いを伝えつつ、自分の思いも乗せつつ、主役である鑑賞客に満足してもらう、というわけですね。

もし自己顕示欲(自分を一心不乱にアピールしたい欲)が前面に出てると、間違いなく白けます。「私を認めてほしい!」「私を満足させて!」という気持ちは分かりますが、それは良くない。満足すべき人はだあれ??と、冷静に考えてみましょう。時と場合によって変わるかもしれませんが、自分自身のためというのが一番なら、それはワガママ。

仕事では、それなりの対価も支払われます。いわばビジネス。持ちつ持たれつ。自分の歌の何に価値が付随するかをよく考え、日々練習に励むべきでしょう。それが嫌なら、仕事にせず、趣味で続けたほうが断然いいね!「歌うことそのものが一番楽しい!好きに歌いたい!」というなら、カラオケボックスでどうぞ!というわけです。

別に、仕事にしないことが悪いことではありません。そういった生き方もアリだと私は思います たとえ音大を出ていてもね。。。一方で、趣味とは違ってボランティアで真面目に(プロ並みに)やっている人もいると思います(もちろんほかにきちんと仕事を持ちながら)。

何がしたいか?何をすべきか?何が大切か?
・・・歌や音楽に限らず、常に考える癖をつけていきたいものですね。

 
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